「現代物理学」と「意識の二階層論」について
昨年末辺りから、「意識」の仕組みについて、いろいろと考えさせられてきました。その概要を以下のスライドとして示します。仮説の名称は、最新版では「二階層論」としています。
これまでに開講したいくつかの講座の中で、「現代生物学」「意識の科学」「脳科学」「超心理学」などと、この「仮説」すなわち「二階層論」との間の関連性を論じてきました。
今回の講座では、相当にチャレンジングなテーマではありますが、現代物理学で提示されてきているいくつかの概念や理論、あるいは実験事実と、「意識」に関する「二階層論」との間に、一体どのような整合性があるのか、あるいは矛盾があるとしたら、一体どのような矛盾が存在するのか、といった辺りについて、お伝えしたいと思っています。
私自身は物理学の専門家ではありませんが、いろいろな著書や文献を読むと、現代物理学においては、「唯物論的な考え方」が基本であり、さらには「ダーウィンの進化論」的な考え方も取り入れられているように感じます。
しかしながら、私自身、さまざまな講座でお伝えしてきているように、そして以下のスライドで示すように、「唯物論的な考え方」と「ダーウィンの進化論」は、いずれもが誤りである、と考えています。
それでは、これらの誤った考え方ではなくて、正しい考え方を取り入れた場合に、現代物理学のいくつかの考え方は、どのように解釈しなおすことができるだろうか、というのが、私の問題意識になります。
私自身、まだまだ考察の途上ではありますが、それでも、講座を聞いていただければ、現代物理学において、どのようなことが語られているか、そしてそれに対して、どのように考え直せば、正しい見方に繋がっていくのか、と言った辺りについて、少しでもご理解いただければ、とても有り難いです。
内容
具体的には現代物理学で考えられている以下のような概念や理論について、触れたいと思っています。
・二重スリット実験
・シュレーディンガーの波動方程式
・量子力学のコペンハーゲン解釈
・量子もつれ
・EPR論文
・ベルの不等式
・量子力学の多世界解釈
・超弦理論
・マルチバース宇宙論
これは今までにないほどに、私にとってはチャレンジングなテーマであり、現代物理学の専門家ではない私が、どこまで正しく現代物理学におけるこれらの概念や理論を理解できるかどうか、そしてそれを正しく皆さんにお伝えできるかどうか、というところが、焦点となってきます。
おおよその結論としては、「唯物論的な考え方のみでは、決してこの宇宙の謎を解くことができない」ということになりますが、講座としては、もう少し詳しく、それぞれの概念や理論に寄り添った形で、「二階層論」との間の整合性について、考えてみたいと思っております(その試みがうまく行くかどうか、今の私には何とも言えませんが)。
日程
3月17日(金)19:00~22:00(ZOOMのみ)
または
3月19日(日)13:30~16:30(会場 または ZOOM)
- 3月17日と3月19日の講座の内容は同じです。
- 講演時間は3時間ですが、途中で10分前後の休憩を取ります。
- 会場は下記リンク先の「アクエリアス」(東京都中央区日本橋馬喰町1-5-10 林ビル4階)です。
- 当日参加できない方の場合、お申し込みの際に「後日の録画配信」という選択肢がありますので、そちらをお選び下さい。
参加費
6,000円
お申し込み
https://ws.formzu.net/dist/S584348106/
講師
根本泰行